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本丸切岸
 
低い切岸が残る
       竹山城とは

新免氏の居城として知られる竹山城は
南北朝以前より城があったと思われ
山名、赤松氏などが新免氏以前に入っていたが
正確な築城時期等は不明である。
1554年新免宗貞が城主の時 
尼子氏の川副久盛が三星城の後藤勝基と共に
吉野郡に侵入し新免氏の領地を侵略、
新免氏は播磨の豊福教尹の力を借り
自領の回復を図るも1555年敗北した、
その後1577年新免宗貞は
豊福教尹の甥 定政の力を借り
川副久盛の軍を破り再び自領を回復した。
その後最初赤松氏に従っていた新免氏は
浦上、宇喜多氏に属し
1592年朝鮮出兵では宇喜多秀家に従い渡海、
1600年関ヶ原の戦いで宇喜多勢として
戦地に赴くも敗れ、
新免氏は筑前に逃れ黒田長政に仕え
竹山城は廃城となった。

        訪城紀行


竹山城は美作国の最も東側に位置し標高430m
比高230mの城山に築かれている 
山麓より舗装された登城道が山上の馬場まで
続いている。城は馬場を中心に北東に本丸、
東に太鼓丸、西に西の丸が配置されている 
馬場には車を止めることができ、
眺望もよいが 馬場、本丸以外の郭は
テレビ施設が建てられている 
竹山城は比高は高いが車で城内まで入れ
手軽に境目の城を見学できる
      
       アクセス方法


国道373号線を作用方面から美作方面に向かい
美作市下町の下町信号を左折し
国道429号線に入ります。
そのまま500m進み吉野川を渡り
山沿いの道へ右折します
そのまま600m行くと左手に山へ上る道があり
竹山城の案内板があります 
ページ下部にマップ添付
所在地 岡山県美作市下町 
形式  山城
現状  公園、山林
築城年代  南北朝時代以前
遺構  郭、土塁、等
主な城主 新免氏 
見所 馬場からの眺望
 おすすめ度 ★★ 
 登城道整備  
 主郭まで  駐車場より5分
 登城難易度  2(車利用の場合)
 駐車場 専用駐車場有 
訪城日 2009年11月19日 

おすすめ度はが多いほど見ごたえがあり、最高★★★★★まで
登城難易度は数値が多いほど城へ到達する距離、
時間、困難さを示します
数値1〜5
上記各種データの説明はコチラです→
上記 データの 説明


本丸

本丸は馬場の北東に位置する

馬場

車が止められ眺望がよい

太鼓丸
 
鉄塔などが建てられている 

西の丸

後世の著しい改変はあるが
切岸が残る

馬場よりの眺望
 
馬場よりの眺望はとてもよい