城郭探訪紀  摂津の城へ  


 
上津城本丸 
高い切岸に守られ
周囲を帯郭状に遊歩道が廻る
    上津城とは

室町時代に有馬氏が築城したと伝えられる。
その後、1579年一蓮坊佑之が城主の時、織田軍の羽柴秀吉の中国征伐の際に仙石秀久に攻められ一蓮坊佑之は家臣の命と引き換えに自刃し落城した。

     現状

上津城は現在茶臼山緑地の奥に整備され、残されている。別名茶臼山城ともよばれ、本丸、南丸、さらに南丸より小道を通り、本丸北東方向には未整備ながら遺構が残存していると思われる。
   アクセス方法
県道73号線を大沢町方面から北上し上津東の信号を右折し200mほど直進し左折し住宅街に入りその一番奥が上津城のある茶臼山緑地

ページ下部にマップ添付
南丸
本丸南の峰に南丸が所在する
本丸切岸
高い切岸に守られている

小堀切

南丸には小堀切状の遺構が残る



所在地 神戸市北区長尾町上津台5丁目
形式  丘城
現状  公園、山林
築城年代  室町時代中期
遺構  空掘、土塁、郭、堀切等
主な城主 井上氏(一蓮坊) 
見所 切岸
 おすすめ度 ★★ 
 登城道整備  
 主郭まで  公園より5分
 登城難易度  2
 駐車場 無し